被せガラスコースレッスン13 中級
ブラスト工房では、サンドブラストで加工するガラス彫刻教室を
開講しています。
・被せガラスコース
東京都の伝統工芸品・江戸切子にも使われている、高級ガラス素材
被せガラス(きせがらす)を使った、ガラス彫刻作品をつくる講座
です。
初めてガラス彫刻をする方でも製作できる、サンドブラストガラス
彫刻講座、被せガラスコースですが、今回はレッスン13で中級
レベルのレッスンの紹介です。
今回のレッスン13で、大皿のユリを完成させます。
大きなデザインのカット
大皿の底に彫るユリの花のデザインも、当然大きくなります。
今回のレッスンでは、長い曲線のカット・小さな円形のカット
が混在しているので、今まで学んだカットの技巧を適切に使用
していく必要があります。
このページの最下部の動画で詳しく説明していますカットの際に
・カッターの刃を立てる
・カッターの刃を寝かす
など、刃の使い方だけでも、作品の完成度に影響してきます。
色落としとステップブラスト
大皿ですので、色落としの面積も多く時間がかかります。
今回の直径27cmの大皿ですが、色落としだけで1時間以上かかりました。
レッスン12でも言いましたが、ガラス彫刻にも筋力と持久力も必要です。
ユリの花を立体的に見えるように、ステップブラストしていきます。
特にメシベオシベの部分は、複雑に重なったデザインで、何回も砂を
当てるので、色が落ちすぎないように注意が必要です。
花びらの中心のラインも重要です。
はっきりとさせ過ぎずに、でもはっきりとわかるように、微妙な力加減が
必要です。
ユリ葉には、何本もの細いラインが入っていますので、そのラインも
見てわかるように彫ります。
皿のフチの部分のフラットブラスト
・しっかりと彫り込む
皿の底の部分のユリの花
・繊細な砂の当て方のコントロール
・付け過ぎず、でもはっきりとわかるコントラスト
いままでのレッスンの集大成とも言える、作品の
制作がレッスン13です。
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