サンドブラスト 被せガラスコース14

被せガラスコースレッスン14 中級

ブラスト工房では、サンドブラストで加工するガラス彫刻教室を
開講しています。

・被せガラスコース
東京都の伝統工芸品・江戸切子にも使われている、高級ガラス素材
被せガラス(きせがらす)を使った、ガラス彫刻作品をつくる講座
です。

初めてガラス彫刻をする方でも製作できる、サンドブラストガラス
彫刻講座、被せガラスコースですが、今回はレッスン14で中級
レベルのレッスンの紹介です。

サンドブラスト 被せガラスコース14

今回のレッスン14で、片口抹茶椀を完成させます。

和と洋の融合

サンドブラスト 被せガラスコース14

今回の素材は、片口抹茶椀です。
抹茶椀なのですが、注ぎ口が付いていて、小分けにする際に
便利な椀です。
水色のガラスの外側に瑠璃色のガラスの付いた2層構造の
被せガラスです。

見た目にも和のフォルムなのですが、これに洋の花である
バラの花を彫刻加工します。
「和洋折衷」という言葉がある通り、外国文化を取り入れ
始めた、明治から大正へかけての 器 のイメージでデザ
インしました。

部分的な色落としとステップブラスト

サンドブラスト 被せガラスコース14

被せガラス加工の多くの場合、全体の色落としを行うので
すが、今回は素材の色を生かし為に、彫刻加工する個所のみ
色落としをします。

サンドブラスト 被せガラスコース14

全体のデザインも小さめなのですが、細かく正確に
ステップブラストしていきます。
視認性の悪い瑠璃色なので、砂を当てる量を特に注意
しながら作業を進めます。

片口抹茶椀の利用方法

サンドブラスト 被せガラスコース14

完成した作品ですが、この片口を利用して、様々なシーンで
使うことができます。
主にサーバーとしての使い方。
食事の際に
・サラダのドレッシングを分けて使う
・料理の付けだれを分けて使う
などや、夏ならば、ざるそばなどを食べる際に、冷ました蕎麦湯
を入れて使う、など使い方はいろいろ考えられます。

和と洋の融合というテーマですが、改めて「和の様式」が見直さ
れている現在にぴったりな作品に仕上がったのではないでしょうか。

こんな作品を製作する サンドブラストガラス彫刻講座を開講しています。
興味のある方は、体験講座から受講できます。

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