被せガラスコース レッスン6 バラの花の椀 初級のまとめ サンドブラストでガラス彫刻

被せガラスのステップブラスト 被せガラスコースレッスン6

ブラスト工房では、サンドブラストで加工するガラス彫刻教室を
開講しています。

・被せガラスコース
東京都の伝統工芸品・江戸切子にも使われている、高級ガラス素材
被せガラス(きせがらす)を使った、ガラス彫刻作品をつくる講座
です。
水彩画のような、繊細な淡いグラデーションが特徴的な、美しい
ガラス彫刻作品ができあがります。

初めてガラス彫刻をする方でも製作できる、サンドブラストガラス
彫刻講座、被せガラスコースですが、今回のレッスン6で初級は
終了です。

サンドブラストガラス彫刻講座 レッスン6

 

被せガラスの椀 バラの花の加工

サンドブラストガラス彫刻講座 レッスン6

今回は紫色の被せガラスに、バラの花を彫刻しました。
初級の最終レッスンですので、今までの5レッスンで
学んだ要素をすべて入れたデザインになっています。

サンドブラストガラス彫刻講座 レッスン6

主なポイントは、
・微細なカット  バラの葉のギザギザ感
・色落としの精度 彫った跡が凸凹にならないように
・正確なステップブラスト ピンポイントに砂を当てる
この3点を行うことにより、被せガラスのステップブラ
スとの基礎的な表現が行えます。

微細なステップブラスト

サンドブラストガラス彫刻講座 レッスン6

枝の部分から彫り始めますが、まずは
枝と葉・枝と花の境目だけに、ピンポイントで砂を当てる
事です。
枝全体に当てるのではなく 境目 だけに砂を当てるとい
うことで、ノズルのコントロールによる、砂を当てる角度
ノズルとガラスの距離感、が重要になってきます。

サンドブラストガラス彫刻講座 レッスン6

葉の部分は葉脈にあたる、中心線の部分だけに砂を当てます。
その後に、葉の部分のマスクをすべてはずして、全体に砂を
当てます。

花は、各花びらの重なりの境目だけ に砂を当てていきます。
こうすることで、花の中のグラデーションを表現できます。

水彩画のような淡いグラデーション

サンドブラストガラス彫刻講座 レッスン6

被せガラスのステップブラストの目的は、

水彩画のような淡いグラデーションでデザインを表現する

ことです。

何度も繰り返しますが、そのためには、狙った範囲に正確に
砂を当てる事が、とても重要です。

レッスン7からの中級では、これをより複雑に繰り返して
微細にわたる表現を学べるレッスンになります。

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サンドブラスト・ガラス彫刻教室