サンドブラストガラス彫刻講座

ガラスの深彫り クリアーガラスコースレッスン8

ブラスト工房では、サンドブラストで加工するガラス彫刻教室を
開講しています。

・クリアーガラスコース
一般的にある透明ガラスのグラスや皿を使って、デザインを
彫刻加工するレッスンです。
ガラスを深く彫りこむ 深彫り など、技術力の高い内容に
なっています。

ガラスの皿という素材

サンドブラスト ガラス彫刻講座           

ガラスを深く彫る
透明なガラスにデザインを彫刻加工する、クリアーガラスコース・
レッスン8の紹介です。

ガラスの皿は、底の部分が厚くなっています。
このことにより、テーブルに置いても安定するわけですが、実は
成型の過程の都合でもあります。
溶けたガラスを金型に入れて、形を成型します。
溶けたガラスは、どろっとした流動体なので、冷えて固まる過程まで
どんどんと低い方へ流れてい行きます。
なので、底の部分が自然と厚くなるわけです。

ガラスを深彫りしてデザイン表現する・クリアーガラスコースでは、
ガラスの皿などが、最適な素材になります。

サンドブラスト ガラス彫刻講座

ガラスの深彫り・フレームブラストの表現

サンドブラスト ガラス彫刻講座

デザインを「ふちどる」ように、深く彫り込んで表現する方法を
ブラスト工房では フレームブラスト と呼んでいます。
額縁のフレームと同じ意味で、他の技法と区別するために、フレー
ムブラストという名称を使っています。

サンドブラスト ガラス彫刻講座

フレームブラストの彫り方

ガラス彫刻 深彫り
図にあるように、放射状に広がる砂の半分をガラスに当てて
半分をマスクのゴムシートに当てる、という彫り方です。
境目ギリギリを深く彫る手法です。
逆に言うと、デザインの中心部分は、ほとんど彫りません。

サンドブラスト ガラス彫刻講座

境目を深く彫る事により、隣の花びらとの差がくっきりするので
より立体的に見えます。

サンドブラスト ガラス彫刻講座

ガラスを彫らない表現方法

サンドブラスト ガラス彫刻講座

ガラスを彫刻加工したところは、スリガラス状になるので白く見えます。

白く見える=光が当たっている

という感じになります。
逆に白くない透明ガラスの部分は黒く見えます。

黒く見える=影になっている

という感じになります。

この影を利用して、わざと砂を当てない、透明な部分を作ります。
光と影を演出することにより、より立体感のある表現になります。

サンドブラスト ガラス彫刻講座

ガラスを深く彫るという講座なのですが、彫らない部分を作るという逆説的
表現も知っておくと、作品のバリエーションが広がります。

興味のある方は、体験講座から始めてみませんか?
https://blastkoubou.co.jp/?page_id=2480