年末の御挨拶
今日は2019年12月31日大晦日です。
今年もブラスト工房を応援いただき誠にありがとうございます。
2019年は本当に色々なことがありました。
特にこのリフレ経済の世の中で販売の重要性を改めて痛感した1年でもあ
りました。
特にモノづくりに携わる者としては、どうしてもいいものを作りたいとい
う方向に注力しすぎ、販売的なものがおろそかになりがちなのですが、
「売りが7割」と言われるように、生産製造よりも販売を強化しなければ
業績は良くなりません。
そのことを痛感した一年でありました。
サンドブラスト教室
数年ぶりにサンドブラストの教室をはじめましたが、人に教えるという
ことは、人に教わることでもあります。
私も生徒さんにたくさんのことを教えていただきました。
ガラス彫刻のどんなところに魅力を感じているのか、何が面白いのか、
は人それぞれ違います。
その感覚や着目点の違いをたくさん教えていただけました。
工芸 作家としての活動
今までモチーフを絞り込むことはできず、まともに行ってはいけませんで
したが、今年はカラスに着目することで、今後の作品作りの目標ができま
した。
元々は、河鍋暁斎の鴉図を見ていたことがきっかけなのですが、改めて
ヤタガラスの事を調べているうちに、興味が尽きなくなりました。
実は今、近所にいるカラスと友達になろうとして、コミュニケーションを
図っています。
実際のカラスをよく観察して、羽の構造、目の動き、翼の使い方
など少しずつ分かってきました。
知れば知るほど、奥の深い生き物だということが分かります 。
2020年の目標
2020年は、2019年に始めたことを加速度的に展開していきたいと思っ
ています。
特に販売は、ネット通販70%対面販売30%の比率にして、売上の
増大を考えています。
サンドブラスト教室も、生徒さんの人数を増やして、できれば来年中の
教室展の開催も考えています。
工芸作家としての活動は、やはりカラスの作品を増やしていくことです。
特にヤタガラスを中心にしたいと思っていますので、関東にある熊野神
社で、ヤタガラスはどのように扱われているのか、実際に神社へ行って
調べていきたいと思っています。
まだまだやるべきことはたくさんありますが、2020年もブラスト工房を
よろしくお願いいたします。