被せガラスの焼成 バーンフィニッシュ
ブラスト工房では、数多くの被せガラス作品を製作していますが、そのほとんどを
加工後に焼成しています。
以前に教えてもらったのですが、この手法はバーンフィニッシュと言うのだそうです。
彫った状態の被せガラスの表面は、サンドブラスト独特の仕上がりで、ザラザラ感があります。
その手触りに少し違和感を感じていたので、何か良い仕上げ方法はないか、と模索していました。
方法としては、手で磨くというのが一般的ですが、数が増えるととてもではないが、やりきれません。
試行錯誤の末にたどりついたのが、バーンフィニッシュです。
温度と質感
よく聞かれることは、「何度くらいで焼いているんですか?」
という事です。
これには、明確にお答えしていません。
隠しているわけではなく、答えがない、答えようがないのです。
焼成温度は、どんな炉を使っているか、どんな温度湿度の環境で作業をいているか、
どんな被せガラスを使ってるか、で微妙に違ってきます。
ブラスト工房で行っているバーンフィニッシュは、表面を少しだけ溶かして質感を滑らかにする
事が目的ですので、「表面だけ」という微妙な感覚が必要なので、具体的な説明のしようがないのです。
実際に会場で触ってみてください。 デザインフェスタVol.53の会場で、お待ちしています。
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デザインフェスタVol.53
日時 2021.5.29(土).30(日)
11:00~19:00
場所 青海展示棟 東京都江東区青海1-2-33
ブースNo B-82
デザインフェスタVol.53オフシャルHP
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チケットの販売は
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