デザインフェスタVol５４１１／１３・１４出展しましたサンドブラストガラス彫刻ブラスト工房

春に引き続きデザインフェスタへ

東京ビックサイト西館で行われたデザインフェスタVol５４へ２日間出展しました
今回も多くのお客様に、ブラスト工房のブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとう
ございました。
初めてＬサイズのブース・２．４ｍ×２．４ｍでの出展でしたが、やはりこのくらいの
広さが無いと、展示したい作品を並べられないし、ゆっくりと見て頂くことができない
という事がわかりましたので、これはこれで良い経験になりました。

代理購入という手法

１日目、スマホにイヤホンをつないで話をしながら作品を撮影している女性がいました。
最初は「何をしてるのかな？」と思ったのですが、その女性は
「商品を買いますので、目印のシールを貼ってもいいですか？」
と聞かれました。
もちろんＯＫすると、小さな値札シールに番号を書き込みながら、作品にどんどんシール
を貼っていきます。

ここで気が付きました！以前ＴＶのニュース番組で見た　代理購入　というやつです。
彼女は作品の様子をライブ中継し、お客さんと話しながら希望に合った作品を次々と購入
していくわけです。
中国人の彼女は、中国にいる自分のお客さんに作品を紹介しながら、注文をとっているわけで
す。
気が付いた瞬間「これは面白い！」と思い、作品の梱包をしながら彼女の様子を観察していました。

「もう少し赤い色のものはないですか？」
「これで青はないですか？」
「このデザインの赤はないですか」
彼女はお客さんに作品を紹介しながら、いろいろな質問をしてきます。
との都度在庫の中から、要望に合ったものを出して提案します。

結果として、３０点以上を購入頂きました。
結構な量になったので
「持つのも大変になりましたね、どうしますか？」と聞くと
「いま主人が来ますので、主人に持たせてください！」
と、１人の男性が足早に歩いてきました。
私が男性に荷物を渡すと女性は、「ありがとうございました！」といいつつ、足早に次のブースに
去って行きました。

一連の動きを見ていて、輸入業者もしくは貿易業者を１人でやっているようなものだな、と思いました。
と同時に、人の移動が難しいコロナ禍の中、このビジネスモデルは面白いし、これを実行するバイタリ
ティには関心しました。

以前はインバウンド需要と称して、多くの観光客の方がいらしてましたが、現在ではそれができないので
こういうビジネスモデルが成立するわけですが、その時々の環境に合わせてビジネスを変化させてく柔軟
性は、とてもとても重要です。

非常に勉強になった出来事でした。