被せガラスコースレッスン11 中級
初めてガラス彫刻をする方でも製作できる、サンドブラストガラス
彫刻講座、被せガラスコースですが、今回はレッスン11で中級
レベルのレッスンの紹介です。
今回は、被せガラスの花瓶・1輪挿しの花瓶を使って
作品を製作します。
1輪挿しの花瓶
1輪挿しの花瓶ではありますが、この素材は安定したフォルムの花瓶なので
このままオブジェとして使用できます。
この素材は、色ガラス部分がとても厚く2mm程度の厚みがありました。
しっかり彫りこむことで、より立体的な表現が可能です。
ヤマセミの彫刻加工
渓流の宝石 と言われるカワセミは、その見た目の美しさから有名ですが、
今回はその仲間の ヤマセミ という鳥をモチーフに彫刻します。
ヤマセミの特徴は、頭の部分の羽が逆立って見える、独特な印象をしています。
鳥をモチーフにした場合の重要ポイントとして、羽のかさなりの表現 があります。
1枚1枚重なりあった鳥の羽を表現するためには、同じように1枚1枚彫っていく
わけですがその際に、羽の厚みが一定になるよう気を付けます。
厚みがバラバラだと、鳥の見た目がボロボロになってしまいますから。(笑)
新しい素材
今までのレッスンでは、グラス類を中心とした素材を使用してきましたが
今後は、今回の花瓶のような縦長な物や、皿のような平面の物を多く取り
入れて行きます。
素材もバリエーションが広い方が、様々なものに対応できるようになりま
すし、技術も表現レベルも向上していくと思っています。