ツバキの花を被せガラスに彫る
久しぶりに被せガラスの加工をしました。
ブラストショップの裏に咲いていたツバキの花。
明石潟という種類のツバキのようです。
ふわっとした幻想的な雰囲気を出したかったので、
全体の色を落とさずに、背面は紫のまま残しています。
被せガラスのステップブラストは微妙で繊細な加工による表現
厚みが１ｍｍ以下の色ガラス部分を、何回にも分けて彫ることにより、
微妙なグラデーションを表現しています。
「ガラスを彫る」というより「ガラスを薄く削る」というニュアンス
での加工作業です。
これも、サンドブラストガラス彫刻だからできる表現です。
背景の色によって、違った色合いに見えるところが、ガラス素材の魅力でもあります。
国産のガラスで日本国内で加工 これもジャパンオリジナルですね 蕨硝子
被せガラス（きせがらす）は、東京都江戸川区のメーカーで製造されています。
埼玉県蕨市のブラスト工房で、加工製作している、純国産の作品になります。
今回の製作過程でいろいろ考えたのですが、
日本のガラスなのだから、日本ならではのモチーフを使って、作品を製作するべき
かな？と思います。
メジャーな所では、たくさんの種類の富士山グラスが存在していますね。
だから富士山だけでなく、「日本にしかない風景」を探してみようかと、考え始めました。
構想は、どんどん湧いてくるものなのです。
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ご好評をいただいております、ワンポイントグラスシリーズ。
１０個までの個数のご注文でしたら、最短３日後の発送が可能になりました。
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