蕨市公募美術展　ブラスト工房

美術展無事終了

１１／２４（日）にて、第５１回蕨市公募美術展が無事終了しました。
たくさんの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。

私の作品　神烏の森（おおがらすのもり）　についても、様々なご意見を
いただけました。

・どうやってガラスに色を塗ったのですか？
・どうしてカラスにしたんですか
・どうして足が３本なのですか
・専用の展示台を用意した方が、見栄えがいいですよ・・・・・

こうしていろいろなお話を伺えるのが、展覧会の楽しみでもあります。

なるほど！人はそういう見方をするのか！

自分では全く気が付かない視点からの意見が、一番面白いです。

今回もだいぶバタバタしましたが、また来年への展望が見えてきました。
蕨市公募美術展　ブラスト工房

専門家選定と市民奨励賞

今回は初めての出品で、切り絵作品を出された方が、工芸部門の
市民奨励賞に選ばれました。

市民奨励賞と言うのは、来場者に用紙を渡し、各部門のお気に入りの
作品の番号を書いてもらう、人気投票です。
最終日の１２時までの投票数を集計して、受賞が決まります。

県知事賞・市長賞など多くの賞がありますが、選定には専門家という
人達の意見が反映されます。
専門家というのは、陶芸家・日本画家などそれぞれの分野の専門家
なので、その人の「立場」からの意見が反映されます。
ですから、多くの人が素晴らしいと思った作品が選ばれるのでなく
専門家が良いと思った作品が選ばれるのです。

ですので私は「専門家」という人達の意見は、あまり聞いていません
し、参考にするだけムダだと思っています。

自分の作品を見て、何かを感じてくれる人が１人でも多い

と言う事のみが重要だと思っていますので、専門家１０人に絶賛される
よりも、素人１００人に喜ばれたい！と思っています。

ですので、市民奨励賞こそが、一番栄誉ある賞だと思っています。

今回は、私が参加している　日本剪画協会　の方が、受賞されたので
自分事のように喜んでいます。
工芸部門の中で、来場者の支持が一番多かったと言うのは、とても素
晴らしい事だと思います。