三味線を弾く骸骨 河鍋暁斎 ペアセット

河鍋暁斎の幼少期~

骸骨の花火見立 ブラスト工房

3/28に行われた、河鍋暁斎のシンポジウムへ行ってきました。
今回もいろいろと新しい発見があり、とても有意義な時間でした。

暁斎は7歳の時に、浮世絵師・の所へ通い絵を習い始めます。
「ガキのくせに絵がうまい!」
と言われ、国芳からは 画鬼 と呼ばれ可愛がられます。

10歳の時に国芳を離れ、駿河台狩野派の絵師・前村洞和の所へ
移ります。
普通は30歳近くまで修行の身であるところの狩野派ですが、
暁斎はわずか19歳で独立を許されます。

20歳までに、浮世絵師・狩野派絵師と2人に師事し、それぞれの
技法や表現方法を学んだわけですが、通常はこういうことはありえません。
浮世絵師は、時事ネタや世相を絵にして売る事が仕事であり、狩野派は
武家のお抱え絵師ですので、故事来歴や縁起の良いもの勇ましいものを
大名や位の高い武家のために書くことが仕事です。
当時の絵師は、どちらかの道を選択し、全くカテゴリーの違う絵を書いて
行くので、両方の絵を学ぶことがなかったわけです。

狩野派と浮世絵の狭間で

骸骨の花火見立 ブラスト工房

東京藝術大学の佐藤道信先生の話の中で興味深かったのは、それぞれの
絵師の社会的地位です。
狩野派は、武家の為の絵師で、士農工商の一番上、武士階級の位にいたそうです。
江戸時代では、社会的地位が一番高い層にいたわけです。
浮世絵師は、時事ネタや世相が専門ですので、士農工商の工の位とされていました。
つまりは、芸術家ではなく、絵を書く職人として、位置づけられていたそうです。

同じ絵を書くことを職業としているにしても、ずいぶんと身分に差があったという
ことは、初めて知りました。

河鍋暁斎は浮世絵師か狩野派絵師か

河鍋暁斎 ブラスト工房

結論としては、河鍋暁斎は浮世絵師でも狩野派絵師でもなく、あえて言えば
暁斎派の絵師だということです。
暁斎の絵の中によく出てくる、カラスは狩野派の画題、ガイコツは浮世絵の画題
であったことから、その両方の特徴を持ち合わせもつ、暁斎の世界を構築して
いったということが、正しい認識だと思われます。
それだけでなく、幕末から日本に入ってきた西洋絵画の技法や表現方法も取り入れ
常に変化し進化し続けていた、それが暁斎派です。

河鍋暁斎記念美術館の調査分類によると、暁斎が描いた絵の分類は、

狩野派の絵    16%
中国画(水墨など)20%
浮世絵      22%
その他(席画など)42%

となっています。
その他の部分には、純粋に絵ではなく、千代紙のデザインや硯・文箱のデザインなど
も手がけているものが入っています。
絵で表現できるものなら、なんでもやった、ということでしょう。

そこで疑問に思ったのは、暁斎の父は幕臣の定火消同心だったので家は武家です。
それならば最初から、狩野派の絵師のところへ暁斎を行かせるのが、普通だと思うのですが
なぜ浮世絵師・歌川国芳のところへ行かせたのか?です。

ここからは私の推測ですが、暁斎は次男だったので家督は兄が継ぐ事になります。
やがては家を出て独立する暁斎ことについて、絵が得意だから絵で身を立てる方が良いのでは?
と考えた父は、武家のお抱え絵師の狩野派より、世相に合わせて柔軟に対応ができ、
人気が出れば結構な収入のあった浮世絵師の方が、将来的には暁斎のためになると考え
歌川国芳の所に行かせたのではないでしょうか。
国芳の素行の問題もあり、10歳で狩野派へ移るのですが、その両方を学んだことにより、
暁斎は人気絵師になれたのですから、父の甲斐記右衛門の考えは正しかったのでしょう。

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