ブラスト工房 サンドブラスト ガラス彫刻

ブラスト工房の商品の中に、河鍋暁斎の画を使用した物
があり、暁斎に関しては何度か触れてきましたが、一度
ちゃんとした形で、河鍋暁斎という人の説明をしたいと
思います。

と言っても、とても多方面に渡って活躍した人ですので
簡単に紹介できるものでもありませんので、本当に概略
だけになります。

暁斎は、1831年天保2年に、現在の茨城県古河市で
生まれ、2歳の時に江戸に引っ越します。
3歳の頃から画の才能を認められ、7歳で歌川国芳の画
塾に入門します。
その後10歳で狩野派の前村洞和に入門します。

当時絵師の修業は30歳くらいまで続く人がいたのですが、
暁斎はわずか19歳で修業を終え、独立を許されています。
天才の片鱗が見えますね。

1858年28歳の頃から、江戸時代に狂画と呼ばれた、
ユーモアのある絵を描き始め、この頃から 狂斎 を
名乗り始めます。

とにかく酒飲みで有名でしたが、1870年に書画会で
酔って描いた戯画が、明治政府の要職にあった人をバカ
にした内容だ、反政府思想を持っているとされ、投獄さ
れてしまいます。

牢獄を出てきてから、反省の態度を表す為に名前を
暁斎に変えています。
(本当は、反省したフリをする為に、名前を変えたと言う
説もあります)

明治になってから、日本には多くの外国人がやって来ます。
当時の日本人は、外国人を異人と呼び毛嫌いするフリをし
ながら心の中では、怖がっていたと言う逸話がたくさんあ
りますが、暁斎は外国人との交流も多く、フランス人実業
家のエミール・ギメと記録画家として同行した、フェリッ
クス・レガメが暁斎の家を訪ねたりしています。

その中でも特に暁斎に師事していたのが、建築家として
イギリスから来ていた、ジョサイア・コンドル で、コン
ドルは、鹿鳴館・旧古河庭園大谷美術館・三菱一号館・
など多くの建物を設計しましたが、元々、工部学校の教授
として来日していた、つまり、現在の東京大学工学部の基礎
を作った人でもありました。

コンドルは暁斎に弟子入りし、後に暁英という雅号をもらっ
ています。
2人は、とても仲が良かったようで、上野駅から汽車に乗っ
て栃木県日光に写生旅行に行ったりもしています。
1885年明治も18年になっていたのですが、政府とも
近いお雇い外国人を弟子に従えて旅行をする人なんて、まず
いないでしょうから、暁斎は相当な変わり者に見えたのでは
ないでしょうか。

1889年明治22年に、胃がんで亡くなりますが(酒の
飲み過ぎというは、多くの方の一致した意見です)臨終の
枕元には、暁英こと、コンドルもいた事から、相当な信頼関
係があった事がわかります。

北森鴻氏の書いた 暁英 贋説・鹿鳴館 は、コンドルを
主人公にしたフィクション(贋説ですから)小説ですが、
本の中で、河鍋暁斎は、無頼感満載で、とてもカッコよく描
かれています。
残念ながら、北森氏はこの小説の連載中に亡くなってしまい
物語は途中で終わっています。

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ブラスト工房のブラストデニム商品も展示します。
実際に手に取って、ご覧ください。

彩の国ビジネスアリーナ2019

入場無料

日時 2019.1/30 10:00~18:00
   2019.1/31 10:00~17:00

場所 さいたまスーパーアリーナ
   
蕨ブランド認定品ブース として今年も出展します

ブースNO C-15・16・17 

ぜひ、お立ち寄りください。
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2003年創業
サンドブラストによるガラス彫刻加工専門の
ブラスト工房です。

埼玉県南部、さいたま市 川口市 蕨市 戸田市 を
中心に営業しています。
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株式会社ブラスト工房 

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