三味線を弾く骸骨 河鍋暁斎 ペアセット

河鍋暁斎 骸骨のロックグラス 蕨市のふるさと納税

日本で一番小さな市・埼玉県蕨市(わらびし)のふるさと納税お礼品でブラスト
工房製作してしている 蕨硝子・河鍋暁斎シリ-ズ のペアグラスセットができ
ました。
三味線を弾く骸骨 河鍋暁斎 ペアセット

 天才画家 河鍋暁斎 盛年期

河鍋暁斎

何にでも興味を持ち、筆の早かった暁斎は、刀のさやのデザインや千代紙の
デザインまで手掛けています。
特に戯画は、多くの人に喜ばれ人気絵師となりました。
戯画とは、当時の政府や役人を笑いものにした絵で、直接的ではないですが
ナマズやネコの形を使って、庶民が笑える画を多く書いていました。

席画にも積極的でした。
席画というのは、画を書く紙を普通の人に購入させて、そこへリクエストが
あった絵を、その場ですぐに描くものです。
知識の豊富さや画力が試される、絵師の実力が現れるイベントです。
「先生!かわいいねこをお願いします」
「富士山を書いてくれ」
「船の絵が欲しい」
など、その場で言われたものを書くことを、得意としていました。

あるときの席画会で、酒を飲みながら書いていた暁斎は、戯画を描きました。
たまたまその場にいた役人が、これを見て怒り出し、
「政府に対する反逆者だ!とんでもないヤツだ!」
と言い出し、逮捕され牢屋に入れられてしまいます。
国家反逆罪のようなものです。

明治時代の取り調べというのは、警察の都合の良いように話をしなかった場合
竹刀や木刀で打たれる、という拷問のようなものが普通でした。
暁斎も釈放されたときには、大けがをしていてその後温泉に療養に行っていま
した。

また同じ目にあってはたまらない と思ったかどうかはわかりませんが、
反省の意思を示すために雅号を 狂斎 から 暁斎 に変えました。
これが、現在の表記の河鍋暁斎の意味です。

この時何を描いたのかは、いまだにわかっていません。
一時期絶版になっていて、今はアマゾンのKindleで読むことができる
北森鴻著 暁英 には(あくまでフィクションの小説です)
遠回しに、大隈重信をバカにしたような画を書いた とされています。
本当に、当時の大臣でもあり後の早稲田大学初代総長をバカにしたのであれば、
逮捕されたでしょうが、真相はわかりません。

   

骸骨の花火見立

河鍋暁斎 骸骨の花火見立
骸骨の花火見立 下絵

右手に持ったススキの穂を、花火に見立て陽気に笑う骸骨を描いた
ユーモラスな作品です。
暁斎は、骸骨の形を使って、庶民の日常生活を描く画を、多く残していま
す。

河鍋暁斎 ペアセット

蕨硝子・河鍋暁斎シリーズは、蕨市のふるさと納税お礼品になっています。
全部で40種類のバリエーションの中から、デザイン・色の組み合わせを選んで
いただけます。
三味線を弾く骸骨 河鍋暁斎 ペアセット

ふるさと納税 詳しくは さとふる のサイトで
さとふる 蕨市ふるさと納税

 

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