ガラスの話13は、お酒のビンの話です。
一口にビンと言っても多くの種類がありますが、今回
はお酒のビンについての話です。
ボトル彫刻を仕事としていますので、毎日いろいろな
お酒のビンに触れていると、本当に様々な種類がある
事に気が付きます。
ガラスの硬い順に
1.シャンパン 2.ウイスキー 3.ワイン
4.日本酒
という感じになります。
見た事がある人はわかると思うのですが、日本酒の
一升瓶なんで、本当にガラスが薄い透明なビンが多い
と思います。
ワインボトルは色の付いたビンが多いのですが、あれ
は、日光による紫外線などの影響を受けにくくすろ効
果を考えての事のようです。
お酒は生きものですので、ワインセラーなどは地下の
温度が一定の所に作られる事からも、わかります。
ウイスキーのボトルは、アメリカ産の方が、イギリス
や日本産のものより、ガラスが厚く作られているもの
が多く感じます。
特にアメリカのウイスキーは、透明なボトルがほとん
で、これはちゃんと中身が見える事が重要なのだと
思います。
アメリカはかつて禁酒法を施行していた時代がありま
したので、その中で作られていた密造酒の中には、
何が入っているのか疑わしいものも多かったでしょう。
シャンパンのボトルは、中身が発砲酒ですので、中か
らの圧力に耐えられるように、ガラスの厚い丈夫な
ボトルになっています。
ビール瓶なども、結構丈夫なビンが多いですよね。
と、おおざっぱに分類しましたが、その中でもお酒の
メーカーによってビンのガラスの種類が違っていて、
たぶん、メーカーのビンを作っている工場の違いも
影響しているのだと思います。
アメリカのウイスキー、バーボンでも、フォアローゼ
スのボトルよりも、ワイルドターキーのボトルの方が
ガラスの厚みが薄いですし、スコッチでも、シーバス
よりもハイランドパークの方が、厚いガラスを使って
います。
毎日いろいろな種類のお酒に触れていると、お酒の
銘柄ごとに違うビンの種類に気が付きますので、そ
のガラスの様子に合わせて、彫刻加工をしています。
ブランデーなのですが、ルイ13世 と言う名の高
級ブランデーがあります。
このブランデーのビンは、実はバカラ社製のクリス
タルガラスで出来ていて、飲んだ後の空ビンだけで
も価値があります。
先程ネットで調べてみましたが、空びんが、3万円
弱で取引されていました。
中々ありませんが、こういうボトルも素敵ですね。
2003年創業
サンドブラストによるガラス彫刻加工専門の
ブラスト工房です。
株式会社ブラスト工房 埼玉県蕨市北町3-6-2
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