

ガラスへの塗装はできません
ブラスト工房では、ボトルをはじめ様々なガラス商品に塗装をしてい
ます。
が・・・・・基本的には、ガラスに塗装はできません。
正確には、ガラスには塗料が、非常に付きにくい ということです。
ガラスの表面は、なめらか・ツルツル ですので、塗料が付きにくい
ので、いくら塗っても、ちょっと力を加えるとハガレてしまいます。
サンドブラストの有効性
そこで、サンドブラストが有効活用できるわけです。
ガラスにサンドブラスト加工すると、かなり細かいですが表面が凸凹
になります。
つまり、表面積が増えるわけです。
小学校の理科の授業でも習いますが、接地面積が増えればより密着しや
すくなるわけですので、ガラスと塗料がより密着しやすくなります。
塗料の接着剤
表面積を増やしても、まだ弱い部分があります。
そこで、プライマーと言われるものが活躍します。
プライマーとは下塗りとも言われますが、木材などの場合は、塗装の前
に素材の表面をコーティングして、塗料が染み込みにくくする場合と、
ガラスに塗る場合は、ガラスの面と塗料を付ける 接着剤 の役目を
します。
サンドブラスト+プライマー=塗装の安定
ということになるわけです。
ブラスト工房では、ミッチャクロンというプライマーを使用して
ガラスに塗装をしています。
名前の通り、素材と塗料を密着させるためのものです。
完璧な方法はありませんが、より確実な塗装方法を研究しながら
商品を製作しています。