サンドブラスト中古機機材 仕入れてきました
ブラスト工房は、埼玉県公安委員会の許可を得た古物商です。
主にサンドブラストに関する中古機材の仕入れ販売を行っています。
今回もサンドブラスト機一式を仕入れてきました。
中古機材の状況や程度を確認する際のチェックポイントを紹介します。
コンプレッサーは水抜きが大切
中古のコンプレッサーを仕入れた時にチェックするポイントは
・稼働時間 メーター読みで少ない方が良い
・モーター スイッチを入れてみてモーターに異音はないか、ベルトのゆるみはないか
・エアーフィルター 意外と掃除をしていない事が多いので要チェック
・水抜き これは重要なポントだと思っています
タンクの水抜きの重要性
「コンプレッサーの調子が悪い、空気が溜まらない」
という相談を受けたことが何回かありました。
実際に機材を見て見ると、80%くらいが「水抜き」をしていない!!という事でした。
取扱説明書には「作業終了時には、必ず毎日タンクのエアーを抜いてください」と書かれているのですが
本当にやらない人が多いのです。
コンプレッサーは、モーターの力で空気を圧縮してタンクに溜める作動をしています。
タンクの中には圧縮された空気つまり、加圧された空気が詰まっているので、バルブを開けた時に勢いよく空気が出るわけです。
空気が圧縮されるという事は、空気の中の水蒸気も圧縮されます。
水蒸気が圧縮されると水滴になり、水滴がタンクの中に溜まるとタンクの下に水が溜まります。
これがたくさん溜まるとタンクの中に空気を溜めておくスペースがなくなります。
つまり「空気が溜まらない」という現象になるわけです。
中古のコンプレッサーを仕入れたら必ずこの部分をチェックしています。
今まで不具合のあるコンプレッサーはありませんでしたが、ちょっと水が溜まり過ぎ!というものはありました。
この辺で、このコンプレッサーがどのように使われてきたかが推測できるわけです。
ということで、中古のコンプレッサーを仕入れるときには、前述の4点を必ず確認することにしています。